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発達の特性やご家族の負担——支援を「一列の線」でつなぐ
相談の入り口
/ りたのわ
発達の特性のあるお子さまを支えるご家族が疲れる理由は、実は特性そのものだけではありません。支援がバラバラの点在になっていることが、大きな負担になっています。
「窓口めぐりスタンプラリー」の疲れ
学校のことは学校へ、医療のことは病院へ、福祉サービスは市役所へ、療育は事業所へ——正論です。でも実際にやってみると、こうなります。
- 同じ説明を、行く先々で最初から繰り返す(母子手帳の時代から…)
- A窓口では「それはB窓口へ」、B窓口では「まずAで」と往復する
- それぞれの支援者が、他の場所で何が起きているか知らない
- 気づけば、情報の集約と調整を全部お母さん・お父さんがやっている
この「家族がハブ役」状態こそ、燃え尽きの最大の原因だと私たちは考えています。連絡帳とファイルの束を抱えて窓口を回るご家族は、もう十分すぎるほど頑張っています。
ラベルより「困りごと」で考える
診断名や特性のラベルは、支援の入り口としては大切です。ただ、日々の暮らしで本当に必要なのは、もっと具体的な解像度です。
- 「ASDだから」ではなく「朝の着替えで毎日30分止まる」
- 「ADHDだから」ではなく「宿題の存在を家に着いた瞬間忘れる」
- 「感覚過敏だから」ではなく「給食の時間が恐怖になっている」
困りごとの解像度が上がると、打ち手は具体的になり、どの窓口に何を頼めばいいかも見えてきます。
訪問看護は「点」を「線」にする仕事
精神科訪問看護は、医師の指示とケアプランに基づいてご家庭に伺います。私たちの強みは、生活の現場を定期的に見ていること。だからこそ、こんな役割が果たせます。
- 家での実際の様子を、主治医に伝わる形で共有する
- 学校・相談支援・行政に伝えるべき情報を、一緒に整理する
- 「次はどの窓口に、何を相談するか」の作戦会議をする
- そして何より、ご家族がハブ役を降りられる体制を少しずつつくる
すべてを私たちが解決するわけではありません。でも、点在する支援のあいだに「輪」をつくり、次の一歩が見えるように整理することはできます。
一人で調整し続けているあなたへ
支援の調整役、そろそろ誰かに分担しませんか。群馬・高崎の窓口一覧はお役立ち情報に、療育の基礎はこちらの記事にまとめました。りたのわへのご相談は、「何から手をつければいいか分からない」段階が、むしろ出番です。