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症状が軽いと感じるとき——相談のタイミングは人それぞれ
相談の入り口
/ りたのわ
「この程度で相談したら、大げさだと思われないかな」——こころの相談を迷う理由として、いちばん多いのがこれです。熱が38度あれば病院に行くのに、眠れない日が2週間続いても「気合が足りないだけかも」と様子を見てしまう。こころの不調には体温計がないからです。
「軽いかどうか」は、自分では分かりにくい
こころの不調のやっかいなところは、本人の判断力そのものに霧がかかることです。調子が下がってくると、「疲れているだけ」「みんなこれくらい我慢してる」と、つらさを小さく見積もる方向に考えが傾きます。
だから、基準は症状の重さではなく生活への影響で見てください。
- 眠れない・朝起きられない日が2週間以上続いている
- 食事がおいしくない、量が明らかに減った(または増えた)
- 好きだったことが楽しめない
- 学校・仕事・家事に、今までどおり向かえない
- 人と会うのが、理由もなくおっくう
2つ以上に心当たりがあれば、「様子見」より「誰かに話す」のタイミングです。
相談=即・診断、ではありません
「相談したら病名がつくのでは」という不安もよく伺います。実際には、相談の入り口はもっとゆるやかです。地域の相談窓口や、かかりつけ医への「最近眠れなくて」のひとことから始まって、様子を見る・生活を整える・必要なら専門機関へと、段階を踏んで進みます。
なお、私たち訪問看護は診断や治療方針の決定はできません(それは医師の役割です)。私たちができるのは、在宅での療養が計画に位置づけられたときの継続的なケアと、その手前の「つらさを言葉にする」お手伝いです。
早めの相談は「大げさ」ではなく「上手」
体の病気と同じで、こころの不調も早い段階のほうが、軽い手当てで回復しやすいことが分かっています。エネルギーが2割残っているうちの相談と、ゼロになってからの相談では、回復までの道のりが違います。
「まだ大ごとじゃない」うちに相談するのは、大げさな人ではなく、自分のメンテナンスが上手な人です。群馬・高崎の相談先はお役立ち情報にまとめています。りたのわへのお問い合わせは、「何が不安かまだ言葉にならない」段階でも大丈夫です。