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療育ってなに?——児童発達支援・放課後等デイサービスの基礎知識
発達障害を知る
/ りたのわ
健診で、園の先生から、あるいは病院で。「療育を考えてみては」と言われて、帰り道に検索する——多くのご家族の「療育」との出会いは、だいたいこんな形です。治療?教育?通わないとまずいの? 最初に浮かぶ疑問を、順番にほどいていきます。
療育は「治す」場所ではありません
まず一番大きな誤解から。療育(発達支援)は、病気や障害を治す場所ではありません。その子の特性に合ったやり方で、生活や人との関わりの力を育てる場所です。
内容は事業所によって本当にさまざまで、遊びを通してことばやコミュニケーションを練習するところ、体の使い方を専門職と学ぶところ、少人数の集団で「順番を待つ」「気持ちを伝える」を経験するところもあります。共通しているのは、その子のペースに合わせた設計で、成功体験を積めるようにしてあるという点です。学校や園では失敗しがちなことが、ここでは「できた」になる。それが通う意味です。
児童発達支援と放課後等デイの違い
名前が似ていて紛らわしいのですが、分け方は単純で、年齢です。
児童発達支援は、未就学のお子さま(0〜6歳)向け。放課後等デイサービス(通称・放デイ)は、就学しているお子さま(小1〜高3)向けで、放課後や長期休みに通います。
どちらも障害福祉サービスの一種で、利用には市町村が発行する「通所受給者証」が必要です。ここで意外と知られていない事実をひとつ。療育手帳や診断書がなくても、必要性が認められれば利用できます。「診断がついていないから無理」とあきらめていた方は、一度窓口で聞いてみてください。
利用までの流れ(高崎市の場合)
おおまかには三段階です。まず、市の窓口(こども発達支援課など)や相談支援事業所に相談する。次に、事業所を見学して選ぶ。最後に受給者証を申請して、交付されたら契約・利用開始です。
見学は、できれば複数の事業所に行ってください。同じ「放デイ」の看板でも、静かに個別課題をやるところと、にぎやかに体を動かすところでは、まるで別世界です。わが子がどちらでのびのびするかは、パンフレットではなく、実際の空気を吸ってみないと分かりません。
「まだ早いかも」と迷っている方へ
「うちの子に本当に必要なのか分からない」——その迷いのまま、見学だけしてみる、で構いません。見て「まだいいかな」と思ったら、それもひとつの立派な結論です。情報だけ持って帰ってくればいい。
りたのわは訪問看護として、地域の療育事業所さんたちと日頃から連携しています。「うちの子に合いそうなのはどんなタイプか」という選び方の相談から、お手伝いできます。高崎の窓口一覧はお役立ち情報にどうぞ。