ひきこもりのご本人とご家族へ
外に出られなくても、
支援は家に来られます。
りたのわは、高崎市・前橋市で訪問看護を行うステーションです。相談窓口に行けない、病院に行けない——その段階のご本人とご家族にこそ、私たちは会いに行きます。
「本人を連れてきてください」と言われ続けていませんか
相談窓口はある。病院もある。でもそのほとんどが「本人が来ること」を前提に作られています。本人は部屋から出られない。家族が代わりに相談に行くと「ご本人と話してみないと」と返される。この堂々めぐりの中で、何年も時間だけが過ぎていく——ひきこもりの支援で、いちばん多いつまずきです。
訪問看護は、この前提が逆向きです。本人が動けないなら、こちらが動く。玄関が開かないなら、開くまでの道のりから一緒に考える。「来られたら支援します」ではなく「行くところから始めます」が仕事です。
訪問看護が、ひきこもりにできること
ひきこもりの背景には、こころの不調や発達の特性、過去の傷つきが隠れていることが少なくありません。看護師が定期的にご自宅に伺い、医療の目で見守りながら、こんな伴走をします。
会えないところから始める
初回から本人に会えなくて構いません。まずはご家族とだけ話す、ドア越しに挨拶だけ、手紙を置いてくる——その段階を焦らず積み重ねます。「家に他人が来ること」に慣れるのが最初の一歩です。
生活リズムの立て直し
昼夜逆転、食事、入浴。責めずに、本人が「これならできる」と思える小ささまで分解して、一つずつ戻していきます。
ご家族の消耗を止める
声のかけ方、お金の渡し方、どこまで世話をするか。正解のない問いをひとりで抱えているご家族にとって、毎週の訪問が作戦会議と息抜きの時間になります。
医療と社会への橋渡し
受診が必要そうなとき、就労や居場所につなぎたいとき。家での様子を知っている看護師が間に入ることで、本人が一から説明し直さなくて済みます。
18歳を過ぎても、支援は途切れません
不登校からそのまま家にいる時間が長くなった。高校を離れてから昼夜が逆転した。二十歳を過ぎて、相談できる場所が一気に減った——不登校とひきこもりは、地続きです。
りたのわは子どもの訪問看護に力を入れていますが、大人の方への訪問も行っています。「子どもの支援は18歳まで」という区切りで支援が途切れてしまった方も、どうぞご相談ください。長い目で見れば、家族だけで抱えて10年経つより、今つながるほうがずっと早道です。
利用の流れと費用
訪問看護は医療サービスで、主治医の指示書に基づいて始まります。健康保険が使え、自立支援医療の対象になれば自己負担は原則1割です。「何年も病院にかかっていない」「本人が受診を嫌がる」という場合の進め方も、連携クリニックを含めてご相談に乗れます。
くわしくは利用の流れをご覧ください。
支援者・関係機関の皆様へ
「本人に会えないまま何年も経っているケース」「医療につながっていないケース」も、あきらめる前にご相談ください。導入前のケース相談は無料です。
ご家族だけのご相談から、始められます
本人には内緒で、まず話を聞いてほしい——それで大丈夫です。いま家で起きていることを、そのまま話してください。